−−入社した経緯を教えてください。
きっかけは、もともとソーシエグループが運営する「銀のさら 雑色店」でアルバイトをしていたことでした。高校生から大学生まで、6年間やっていました。
大学は救急救命士の専門学校に通っていたのですが、残念ながら国家試験に落ちてしまいまして。これからどうしようかなと悩んでいたときに、ソーシエグループの方に「介護の仕事どう？」と声をかけてもらったんです。
介護の仕事に就くということを考えたことはなかったのですが、救急救命士の仕事に近い部分もあるかなと思って入社を決めました。
介護の仕事って大変だとか汚いだとか腰が痛くなるだとか、あまり良いイメージがないじゃないですか。でも実際に働いてみると意外と楽しいことも多くて、その印象の違いには驚きました。
1日どう楽しんで過ごしてもらえるのかを考えながら働くなんて、入社当時は思ってもいませんでしたね。
−−どのような業務をしていますか？
ソーシエに入社して2年半くらいになります。今は管理者としてシェフズデイサービス青葉を任されています。
主に施設運営のための管理業務をしています。具体的にどんなことをしているかというと、あげるとキリがないのですが、ご利用者さまのご家族やケアマネージャーさんとの連携や書類関連の管理、施設で働くスタッフの管理などをしています。
営業に行ったりもしますね。ケアマネジャーさんの元を訪れて、「こういったデイサービスを運営していますよ」と知ってもらわないと、なかなか私たちのことを知ってもらう機会がないんです。
管理業務がメインですが、スタッフが足りないときにはオペレーションに入ることもあります。
個人的な意見としては、オペレーションに入らないと、施設に来ているご利用者さまの様子を見る機会が減るので、なるべく現場に入るようにしています。
家族の方やケアマネジャーの方に、ご利用者さまの様子を聞かれることもあるので、そのときにしっかり答えられるようにしておきたいといった考えもあります。
管理業務をしながら現場の様子も見て、と、常に並行して仕事をしていますね。
−−社員から管理者になってどのようなことが変わりましたか？
やっぱり責任の重さが違いますね。
今まで、業務の中で悩んだことは当時の管理者に聞いていましたが、今では自分が聞かれる立場になり、判断するのも自分になって、と、全部自分の責任になるんです。
今まで以上に責任感が増したと思います。
−−働いている中で、どのようなことにやりがいを感じますか？
「今日は1日楽しかった」ということを言っていただくことですかね。シェフズのご利用者さまの多くが認知症の方なんですけど、5分前のことも忘れちゃったりするんです。だけど、印象に残っていることは覚えていたりするんですよね。「今日あれ楽しかったね」って言ってもらえると、ここで過ごしたことを覚えてくれてるんだと思って嬉しいですね。
ご利用者さまによって介助の仕方も変わってくるので、1人ひとりに寄り添ったサービスを提供できるように心がけています。
−−学生時代、どのようなことに打ち込んでいましたか？
学生時代は救命士の勉強に打ち込んでいましたね。そのときに得た知識が今の仕事で活きているなと思っています。
高齢の方なので大体の方が病気になっているので、役に立っています。
あとはお寿司を握れることが、みんなに喜ばれる。
皆の前で握ったりして喜ばれると、学生のときにバイトしていてよかったなと思います。
実は1度だけ、業務中にご利用者さまが窒息してしまったことがあって。そのときは救命士の勉強で得た知識が役立ちました。冷静にかつ素早く対処をしたおかげで、ご利用者さまも一命を取り留めることができました。
すぐに心臓マッサージしないといけない状況だったんですけど、心肺蘇生については散々勉強していたので的確に対処することができました。
−−今後仕事で挑戦したいことは、どんなことですか？
管理者になったばかりなので、これからも管理者を続けて、もっと上を目指していきたいですね。
いまは手探りでやっている状態ですけど、自分の中の理想の管理者となっていきたいですし、施設も自分の思っている理想の姿にしていきたいです。
管理者の業務はもちろん大事ですが、売上だけでなく、ご利用者さまの気持ちを考えられるようになりたいです。
ただ数字を追うだけにはなりたくない、大事なことはしっかりやって、みんなの気持ちを考えて楽しめる雰囲気をつくっていきたい。
人との繋がりを忘れずに、日々の業務に向き合っていきたいですね。
−−就活生へ一言お願いします！
入った頃から、やるからには管理者になると宣言していたので、入社時からいろいろと教えてもらってきました。
そのおかげで、入社1年目で副管理者になり、2年目で管理者になれたと思っています。
目標を達成するために周囲もサポートしてくださり、応援してくださっていたので、自分も周囲の期待に応えられるように頑張ってきました。
ソーシエグループは、自分の頑張りを評価してくれ、やりたいことを応援してくれる場所だと思います。